金属イオン繊維(銀イオン・銅イオン)を開発するキッカケ
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弊社が金属イオン繊維(銀イオン・銅イオン)を使用してサポーターを生産・販売始めたのは西暦1983年の頃。
当時はオイルショックの影響を受け繊維業界も新たな展開を強いられる苦しい時代でした。
何か新しい糸を・・・という風潮の中、天然繊維・化学繊維に関わらずいろいろな糸が生み出されました。
その中に弊社の金属イオン繊維(銀イオン・銅イオン)があります。
元々は他社様より持ち込まれた糸で、高額ではあるものの生地にするのも一苦労。
穴だらけのボロボロの生地にしかならず、実用性は皆無で金属イオン繊維はダメだ・・・との判断でした。
ところが、ある日真剣に金属イオン繊維を考えることになりました。
それは、ある従業員が汗拭きタオルの代わりにボロボロの金属イオン繊維を使った生地を首に巻いていたところ、
「そういえば、最近肩こりが無くなった」とつぶやいた一言。
金属イオン繊維はただの珍しい糸ではなく、効果効能がある糸ではないか?
そこから、弊社の金属イオン繊維の開発が始まります。
まず糸に柔軟性を持たせ、生産者が扱える糸にすること。
そして、価格を抑え、金属イオン繊維を使用した製品が消費者に購入して頂ける価格まで落とすこと。
さらに、効果効能をより生かすこと。
この3つを目標に掲げ開発が始まりました。
この時から始まった金属イオン繊維の開発は、今現在も上を目指し続けています。